激しすぎる運動は避けよう

激しすぎる運動は逆効果

ストレスを解消しようとして、激しい運動に挑戦する人は少なくないのではないでしょうか。なかには、無理をしてマラソンやトライアスロンのように高い持久力が必要とされるようなスポーツにチャレンジする人もいるかもしれません。しかしながら、激しすぎる運動をしていると、かえってストレスが高まるおそれがあることから、そうならないようにくれぐれも注意しなければなりません。運動をし過ぎると体力が消耗して身近なことをするのにも疲れを感じやすくなってしまうだけでなく、目標とした記録やゴールが達成できなかった場合には、それ自体が新たなストレスになる可能性があるのです。運動する際には、まずは目標を立てずにマイペースで始めるようにすることが肝要なのです。

激しすぎない運動はストレス解消に役立つ

もっとも、運動することがストレス解消に役立たないというわけではありません。無理のない範囲で運動を楽しむことは、むしろストレスを発散するのに適した行動であり、専門家の間でも推奨されることが多いのです。この点、どの程度の運動がストレス解消に適しているのかを一概に言うのは困難です。というのも、運動能力は人によって個人差があるため、ある人にとっては適度な運動でも、他者にとってはそうではないケースが少なくないからです。一般的には、軽いジョギングやウォーキングであれば多くの人が無理なく取り組めると考えられているため、自分がどれくらいまで無理なく運動できるかが分からない場合は、まずはそれくらいから始めて徐々に負荷を高めていくとよいでしょう。