睡眠環境を整えてぐっすり眠る

自分に合った寝具を使う

良い睡眠を取るうえでまず欠かせないのが寝具です。季節に適した寝具を使うのはもちろんですが、自分に合っているかどうかも重要なポイントになってきます。シーツや毛布の肌触り、掛け布団の厚みや重さなど、自分にとって心地よいと感じるものを選びましょう。ベッドは、できるだけ現物を見て決めると失敗を避けられます。選ぶ際は、ソファーと同じように実際に座ってみることです。

枕の高さや硬さを考えることも快眠には欠かせません。低めが良いという人もいれば、高さがないと眠れないという人もいます。「日によって気分が変わる」「自分に合った高さがわからない」という人は、薄手の枕を2つ購入するという方法もあります。そうすれば、1つだけで使ったり2つ重ねて厚みを持たせたりと調整が可能です。

明るさの調整も快眠の大切な要素

寝室の照明も、良い睡眠をとるために考えておきたいポイントです。寝るときは完全に照明を消すという人も、寝室の照明は目に優しいものを選んでおきましょう。そうすれば、トイレなどで起きたときも照明で目が冴えてしまうことがありません。調光タイプにしておけば、自分に合った明るさを選びやすくなります。

明るいのが苦手なら遮光カーテンがおすすめです。特に起床時間が遅い人は、普通のカーテンだと日差しが入り込んで睡眠の質を落とします。じっくり眠りたいなら、日差しや近隣の外灯を遮ってくれる遮光カーテンは外せません。カーテンの設置が難しい場所に窓があるなどの事情を抱えているときは、アイマスクを使うのもいいでしょう。パートナーと明るさの好みが合わないときもアイマスクがあると重宝します。